蒸気機関車D51・C61同時発車
C61・D51並走(高崎駅発車直後)

手前がC61、奥がD51
10月5日(日)午前、近所のJR高崎駅で、JR高崎支社が動態保存してある懐かしい蒸気機関車(SL)の同時発車が行われましたので散歩がてらに見物してきました。
C61が牽引するのは、普段は磐越西線を走る客車「ばんえつ物語」6両で、列車名が「ググっとぐんま みなかみ号」上越線水上行きです。
D51は懐かしい「旧型客車」6両を牽引し、「ググっとぐんま 碓氷号」信越線碓氷行きです。
両列車とも高崎発9時56分で、発車後約1km並走し、信越線は大きく左にカーブし安中、碓氷方面へ、上越線はほぼ直進し新前橋方面に向かいます。
従ってSLが並走する珍しい姿をカメラに収められるのはその1kmの間だけで、沿線には台風を予兆させる強い雨にも拘わらず大勢の鉄道ファンが三脚を立てて撮影していました。
ちなみに筆者の写真は携帯電話カメラで撮影したものですので、画質に関してはご容赦ください。
高崎駅ホーム入線を待つSL

入場券を買って高崎駅のホームまで行ってみましたが、予想通り高級そうなカメラを構えた鉄道ファンが大勢SLのホーム入線を待ち構えていました。
もちろん小学生・中学生ほどの年齢のファンも多いのですが、筆者程のいわゆる会社をリタイアした年齢層と見受けられるファンも大勢いて多少意外でした。
多少雨に濡れましたが良い散歩ができた一日でした。
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手前がC61、奥がD51
10月5日(日)午前、近所のJR高崎駅で、JR高崎支社が動態保存してある懐かしい蒸気機関車(SL)の同時発車が行われましたので散歩がてらに見物してきました。
C61が牽引するのは、普段は磐越西線を走る客車「ばんえつ物語」6両で、列車名が「ググっとぐんま みなかみ号」上越線水上行きです。
D51は懐かしい「旧型客車」6両を牽引し、「ググっとぐんま 碓氷号」信越線碓氷行きです。
両列車とも高崎発9時56分で、発車後約1km並走し、信越線は大きく左にカーブし安中、碓氷方面へ、上越線はほぼ直進し新前橋方面に向かいます。
従ってSLが並走する珍しい姿をカメラに収められるのはその1kmの間だけで、沿線には台風を予兆させる強い雨にも拘わらず大勢の鉄道ファンが三脚を立てて撮影していました。
ちなみに筆者の写真は携帯電話カメラで撮影したものですので、画質に関してはご容赦ください。
高崎駅ホーム入線を待つSL

入場券を買って高崎駅のホームまで行ってみましたが、予想通り高級そうなカメラを構えた鉄道ファンが大勢SLのホーム入線を待ち構えていました。
もちろん小学生・中学生ほどの年齢のファンも多いのですが、筆者程のいわゆる会社をリタイアした年齢層と見受けられるファンも大勢いて多少意外でした。
多少雨に濡れましたが良い散歩ができた一日でした。
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第44話:歯磨き習慣
海外に渡航し空港に降り立つと、その国独特の匂いがすると言われるが、韓国の空港の匂いはやはりニンニクの匂いであろう。
まだインチョン空港が開港されていなかった時代にはもっぱら金浦空港に降り立ったものだが、その度に強烈なニンニク臭を感じたものである。
今でも成田から入るインチョン空港はそれ程でもないが、羽田から入る金浦空港は昔ほどでは無いにしても、やはりかすかにニンニク臭が感じられ、ああまた韓国にきたなぁと実感させられるのである。
もっとも仕事場の韓国人たちに聞くと、彼らもまた金浦から羽田に入るとかすかな天ぷら油の匂いやカツオ出汁の匂いを感じ取るそうで、そういう意味ではお互い様なのかも知れない。
さて、韓国の職場で日本人の筆者が少し違和感を感じるのはトイレに立ち寄る時である。
これはS電子でもL電子でも同じなのだが、用を足しに行くと必ず誰かが歯磨きをしている。
日本でも食事後に必ず歯磨きを励行している者は居るには居るのだが、韓国の場合殆ど全員と言って良い程、良く歯磨きを励行している。昼食後の休み時間などは、トイレの洗面所に本当に列をなして歯磨きする姿を見ると違和感を抱かれずにはいられないだろう。
社員食堂には必ず各テーブルに副菜として山盛りのキムチが並んでいて、彼らは当たり前の様に良く食べるのだが、職場で彼らと仕事をしていても例のニンニク臭は余り感じない。むしろ職場の日本人の方がニンニク臭い場合も多い。
このごろは外国人従業員も多いし、外国人の業者や顧客も多いことからエチケットに気をつけろと会社から指令がでている訳も無いだろう。
筆者が思うにこれは韓国での徴兵制度に伴う良い生活習慣なのだろうと推測するのである。韓国では特別な理由が無い限り健康な男子には2年間の兵役が義務つけられている。いわゆる徴兵制度である。
未だに北朝鮮と休戦協定中であり、名目上は戦争状態が継続中の韓国ではしかたのない事かも知れないが、国民は皆義務を果たしているのである。
見方を変えれば、男子は兵役が終わってこそ一人前の男となると言うような風潮もある様で、同僚に聞くところに依ると、入隊前はヤンチャなヤンキー少年が除隊後には性根の座った青年に変わるそうだ。
もっとも日本の自衛隊員の様に職業軍人ではなく、国民皆兵制であるので、自身の意志に反して軍務に就いている馴染めない若者も居る訳で、精神的に病み銃器を乱射するような事件も頻繁に報道されていて国内問題となっているようだ。
筆者の考えとしては若い内に規則正しい集団生活を経験する事は大事だと考えるし、体が資本の軍人の心得として毎食後キチッと歯磨きを実施し虫歯や歯周病を予防する事を生活習慣にする事はとても良いことなのだろう。
昨今の韓国軍隊内での上官による訓練と称するイジメ被害者の自暴自棄による銃器乱射事件の報道などを目にするにつけ、隊員各自の身体の健康管理は言うに及ばず、精神の健康にも何か良い方策が無いものかと老婆心ながら思う次第なのである。
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まだインチョン空港が開港されていなかった時代にはもっぱら金浦空港に降り立ったものだが、その度に強烈なニンニク臭を感じたものである。
今でも成田から入るインチョン空港はそれ程でもないが、羽田から入る金浦空港は昔ほどでは無いにしても、やはりかすかにニンニク臭が感じられ、ああまた韓国にきたなぁと実感させられるのである。
もっとも仕事場の韓国人たちに聞くと、彼らもまた金浦から羽田に入るとかすかな天ぷら油の匂いやカツオ出汁の匂いを感じ取るそうで、そういう意味ではお互い様なのかも知れない。
さて、韓国の職場で日本人の筆者が少し違和感を感じるのはトイレに立ち寄る時である。
これはS電子でもL電子でも同じなのだが、用を足しに行くと必ず誰かが歯磨きをしている。
日本でも食事後に必ず歯磨きを励行している者は居るには居るのだが、韓国の場合殆ど全員と言って良い程、良く歯磨きを励行している。昼食後の休み時間などは、トイレの洗面所に本当に列をなして歯磨きする姿を見ると違和感を抱かれずにはいられないだろう。
社員食堂には必ず各テーブルに副菜として山盛りのキムチが並んでいて、彼らは当たり前の様に良く食べるのだが、職場で彼らと仕事をしていても例のニンニク臭は余り感じない。むしろ職場の日本人の方がニンニク臭い場合も多い。
このごろは外国人従業員も多いし、外国人の業者や顧客も多いことからエチケットに気をつけろと会社から指令がでている訳も無いだろう。
筆者が思うにこれは韓国での徴兵制度に伴う良い生活習慣なのだろうと推測するのである。韓国では特別な理由が無い限り健康な男子には2年間の兵役が義務つけられている。いわゆる徴兵制度である。
未だに北朝鮮と休戦協定中であり、名目上は戦争状態が継続中の韓国ではしかたのない事かも知れないが、国民は皆義務を果たしているのである。
見方を変えれば、男子は兵役が終わってこそ一人前の男となると言うような風潮もある様で、同僚に聞くところに依ると、入隊前はヤンチャなヤンキー少年が除隊後には性根の座った青年に変わるそうだ。
もっとも日本の自衛隊員の様に職業軍人ではなく、国民皆兵制であるので、自身の意志に反して軍務に就いている馴染めない若者も居る訳で、精神的に病み銃器を乱射するような事件も頻繁に報道されていて国内問題となっているようだ。
筆者の考えとしては若い内に規則正しい集団生活を経験する事は大事だと考えるし、体が資本の軍人の心得として毎食後キチッと歯磨きを実施し虫歯や歯周病を予防する事を生活習慣にする事はとても良いことなのだろう。
昨今の韓国軍隊内での上官による訓練と称するイジメ被害者の自暴自棄による銃器乱射事件の報道などを目にするにつけ、隊員各自の身体の健康管理は言うに及ばず、精神の健康にも何か良い方策が無いものかと老婆心ながら思う次第なのである。
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第43話:完成度より納期
確かあれはS電子無線事業部のGSM開発部隊が水原市郊外にある研究所から水原事業所内に新たに建設した二十数階の高層ビルに移転したばかりの頃だった。
当時のS社の携帯電話事業はまだ先行していたCDMA携帯が主流の時期で、後のS社GSM携帯端末事業の隆盛を予期した移転だったのかも知れない。
現在は無線事業部の社長をつとめるS氏も当時はGSM携帯開発チームの技術責任者であり常務という役職であった。当時はまだスマートフォンは世の中には出現しておらず、いわゆる携帯電話の全盛期であった。
さて我々日本研究所の無線通信研究チームは以前からS社携帯電話開発チームの小型アンテナの研究開発を手伝っていたのだが、新しい開発案件でS常務に水原事業所に呼ばれていたのである。
今度発表する新機種の小型携帯電話用の内蔵アンテナを開発して欲しいと言うことで、年も押し詰まった特に寒い一日に訪韓出張したのであった。
携帯内蔵アンテナの基本性能はそのアンテナ体積に依存し、携帯の意匠デザイン設計上から割り当てられるアンテナ体積が充分に考慮されないと良好なアンテナ性能は得られない。
我々の事前技術検討(フィージビリティスタディ)の結果では、事業部が要求する体積では極めて技術難易度が高く、従って何か技術的な新機軸を適用しなければならない研究案件であり、結果を出すのには少なくとも一年位は掛かるという計画書を携えてのプレゼンテーションであった。
訪問すると、丁度引っ越ししたばかりの高層ビルの最上階にあったS常務の執務室には、引っ越し祝いの高価な「蘭」の鉢植えが幾つも飾られ、いかにも体面を気にする韓国社会らしいなと思ったのを今でも思い出す。
我々は要求サイズの小型アンテナに関して技術難易度を説明し、一年の研究開発期間を了承して貰おうと説明を始めたのだが、事件はそのときに起こった。
説明を聞いていたS常務が、何が気に入らないのかA4用紙に印刷したプレゼン資料を突然我々に投げつけたのだ。
S常務の突然のご乱心に我々日本人技術者は少々驚くと共に、内容が気に入らないからといって何も投げつける事は無いと多分に憮然としたのだが、すかさず同行の日本駐在員のK次長がその場を取りなし宥めながら訳を聞くと、次の様な事であった。
彼らが取り組み中の新機種は、重要顧客である通信キャリアー向けに、従来よりも小型でスマートな携帯端末の開発を約束して順調に端末開発も進めてきた。
アンテナに関してはS電子出入りのアンテナ部品業者に納入させる予定で、従来よりも小型高性能タイプのアンテナを開発させて来たが、端末自体は開発完了しいよいよ納期も迫ってきた現時点においてもアンテナ性能だけが未達成で、顧客との納期約束もある手前、ほとほと困っていると言うことだ。
要するに、開発当初から我々日本技術陣に任せておけば良いものを、ここに来て何とかしてくれと泣きついて来たと言うストーリーの様だ。
それならば最初から事情を明かして何とか助けてくれと依頼すれば良いものをと思うのだが、そこはそれ、自身の技術的な眼力の無さから招いた失敗は決して認めたがらない韓国人の性なのだろうと諦めるしか無かった。
「判りました、ご希望の性能確保は難しいでしょうが、実用上差し支えない性能のアンテナでしたら何とかご希望の日程で開発しましょう」と約束したところ、常務のご機嫌はたちどころに直ったのである。
会議が終わった我々は「今日はS常務に一芝居うたれたな〜。まあ開発費を弾んでくれるだろうから我慢するか」と口々に愚痴を言いながら重い足取りでホテルへと帰ったのである。
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当時のS社の携帯電話事業はまだ先行していたCDMA携帯が主流の時期で、後のS社GSM携帯端末事業の隆盛を予期した移転だったのかも知れない。
現在は無線事業部の社長をつとめるS氏も当時はGSM携帯開発チームの技術責任者であり常務という役職であった。当時はまだスマートフォンは世の中には出現しておらず、いわゆる携帯電話の全盛期であった。
さて我々日本研究所の無線通信研究チームは以前からS社携帯電話開発チームの小型アンテナの研究開発を手伝っていたのだが、新しい開発案件でS常務に水原事業所に呼ばれていたのである。
今度発表する新機種の小型携帯電話用の内蔵アンテナを開発して欲しいと言うことで、年も押し詰まった特に寒い一日に訪韓出張したのであった。
携帯内蔵アンテナの基本性能はそのアンテナ体積に依存し、携帯の意匠デザイン設計上から割り当てられるアンテナ体積が充分に考慮されないと良好なアンテナ性能は得られない。
我々の事前技術検討(フィージビリティスタディ)の結果では、事業部が要求する体積では極めて技術難易度が高く、従って何か技術的な新機軸を適用しなければならない研究案件であり、結果を出すのには少なくとも一年位は掛かるという計画書を携えてのプレゼンテーションであった。
訪問すると、丁度引っ越ししたばかりの高層ビルの最上階にあったS常務の執務室には、引っ越し祝いの高価な「蘭」の鉢植えが幾つも飾られ、いかにも体面を気にする韓国社会らしいなと思ったのを今でも思い出す。
我々は要求サイズの小型アンテナに関して技術難易度を説明し、一年の研究開発期間を了承して貰おうと説明を始めたのだが、事件はそのときに起こった。
説明を聞いていたS常務が、何が気に入らないのかA4用紙に印刷したプレゼン資料を突然我々に投げつけたのだ。
S常務の突然のご乱心に我々日本人技術者は少々驚くと共に、内容が気に入らないからといって何も投げつける事は無いと多分に憮然としたのだが、すかさず同行の日本駐在員のK次長がその場を取りなし宥めながら訳を聞くと、次の様な事であった。
彼らが取り組み中の新機種は、重要顧客である通信キャリアー向けに、従来よりも小型でスマートな携帯端末の開発を約束して順調に端末開発も進めてきた。
アンテナに関してはS電子出入りのアンテナ部品業者に納入させる予定で、従来よりも小型高性能タイプのアンテナを開発させて来たが、端末自体は開発完了しいよいよ納期も迫ってきた現時点においてもアンテナ性能だけが未達成で、顧客との納期約束もある手前、ほとほと困っていると言うことだ。
要するに、開発当初から我々日本技術陣に任せておけば良いものを、ここに来て何とかしてくれと泣きついて来たと言うストーリーの様だ。
それならば最初から事情を明かして何とか助けてくれと依頼すれば良いものをと思うのだが、そこはそれ、自身の技術的な眼力の無さから招いた失敗は決して認めたがらない韓国人の性なのだろうと諦めるしか無かった。
「判りました、ご希望の性能確保は難しいでしょうが、実用上差し支えない性能のアンテナでしたら何とかご希望の日程で開発しましょう」と約束したところ、常務のご機嫌はたちどころに直ったのである。
会議が終わった我々は「今日はS常務に一芝居うたれたな〜。まあ開発費を弾んでくれるだろうから我慢するか」と口々に愚痴を言いながら重い足取りでホテルへと帰ったのである。
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散歩
図書館近くの城址公園おほり

日々の忙しさにかまけて、大分ブログの更新が滞ってしまいました。
そこで思い切って久々に図書館まで行き記事を何本か書きためましたので順次アップしていくつもりです。
図書館までは片道徒歩30分で、往復歩くと約4kmの距離になります。
筆者は若干血糖値が高く、掛り付けの医者から血糖値をコントロールする薬を処方してもらっているのですが、運動に勝る治療法は無いと言われており、日常的なウォーキング運動などが最適だそうです。
血液検査をしてみると、血糖値の数値以外の結果は全て正常値以内で、医者からはこんな患者は珍しいとからかわれていますが、多分遺伝的なものだという事です。
先日、東京方面に出張に出掛け、階段の昇り降り等で日頃の運動不足を思い知らされ、少し涼しくなってきたので以前励行していた一日一時間のウォーキングに励むつもりです。
ブログ更新も定期的に実施して行かなくてはね。
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日々の忙しさにかまけて、大分ブログの更新が滞ってしまいました。
そこで思い切って久々に図書館まで行き記事を何本か書きためましたので順次アップしていくつもりです。
図書館までは片道徒歩30分で、往復歩くと約4kmの距離になります。
筆者は若干血糖値が高く、掛り付けの医者から血糖値をコントロールする薬を処方してもらっているのですが、運動に勝る治療法は無いと言われており、日常的なウォーキング運動などが最適だそうです。
血液検査をしてみると、血糖値の数値以外の結果は全て正常値以内で、医者からはこんな患者は珍しいとからかわれていますが、多分遺伝的なものだという事です。
先日、東京方面に出張に出掛け、階段の昇り降り等で日頃の運動不足を思い知らされ、少し涼しくなってきたので以前励行していた一日一時間のウォーキングに励むつもりです。
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