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A SONG FOR YOU


A SONG FOR YOU - Leon Russell & Friends (1971)

レオン・ラッセル(Leon Russell) : ウィキペディア転載
レオン・ラッセル(Leon Russell、本名Claude Russell Bridges、1942年4月2日~)はアメリカのシンガーソングライター、ミュージシャン。

オクラホマ州出身。十代の頃からキーボーディストとして活動を始め、同郷のデヴィッド・ゲイツ(後のブレッドのメンバー)等とバンドを組む。以降ジェリー・リー・ルイス、ローリング・ストーンズら多くのアーティスト、フィル・スペクターのプロデュース作品のレコーディングに参加している。意外な所では、ザ・ベンチャーズのレコーディングの参加が知られている。「十番街の殺人」のサックスソロ(サックス音をレズリースピーカーから出す)、「朝日のあたる家」等で聴く事が出来るオルガンソロは、彼が弾いたものである。後にザ・ベンチャーズ(ロックの殿堂入り)のリードギタリスト、ノーキー・エドワーズがソロアルバム「Nokie!」をリリースした際にはライナーノーツを執筆、ノーキーやベンチャーズの音楽性の素晴らしさを力説している。

ソロ・アーティストとしては1968年から現在に至るまで数多くのアルバムを発表、ルーツ・ミュージックの色が濃い泥臭い音楽性は高い評価を受けている。それは、アメリカ南部出身のミュージシャンによって、ロサンゼルスで爆発した。ラッセルのロック・ミュージックはロサンゼルス産でありながら、”スワンプ・ロック”という呼称が与えられ、彼こそが、スワンプ・ロックのカリスマであった。彼の代表曲である『ソング・フォー・ユー』は1970年の作で、レイ・チャールズ、カーペンターズなどにカバーされた。この頃、スワンプ・ロックは、エリック・クラプトンにも大きな影響を与え、アルバムに参加したばかりではなく、彼のバンドから、ベースのカール・レイドルやドラムのジェイミー・オルティカー、その他、ディック・シムズ、マーシー・レヴィを引き抜いている。1979年の日本公演でアルバム化されたクラプトンの「ジャスト・ワン・ナイト」では、ラッセルの代表作『ソング・フォー・ユー』のピアノの降下音の完全コピーで演奏を開始して、その音楽的起源を披露している。他にも『タイト・ロープ』、『スーパースター』、『マスカレード』など、カバーされた作品は多い。

<筆者評>

とにかく筆者お気に入りの一曲です。カラオケで歌う十八番でもあります。
日本ではポップにアレンジされたカーペンターズのカバーの方が有名かも知れません。
そういえばあの頃 レイバン のサングラスがはやっていましたね~。私もかっこつけて吉祥寺のデパートで購入しましたよ。当時で2万5千円位した記憶がありますが考えてみると現在の貨幣価値からするとかなり高額な買い物だったのですね。但し40年経った今も使える形で家のどこかで眠っています。
年月を経ても良い物は良いですね!


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韓国サムスンが日本人技術者引き抜き加速

韓国サムスンが日本人技術者引き抜き加速、人材戦略弱い国内勢 [4月23日ロイター記事]

原文抜粋 
韓国サムスングループが日本人技術者の引き抜き攻勢を強めている。巨額の赤字に苦しむ国内電機各社による事業縮小と人員削減。開発環境や処遇が悪化すれば優秀な技術者が自ら会社を離れても不思議はない。日本が先行する技術が人材とともに流出すれば、大きな競争力格差が生じかねず、逆境の今こそ持ち前の技術をビジネスに活かす人材戦略が必要だ。
<年収10倍の提示も>
‐中略‐
ある技術者に提示されたサムスンの処遇はこうだ。役職は取締役。年収は6000万~1億円で、契約期間は3~5年。年収とは別に、転職に伴う契約金が数千万円支払われる。専属秘書と運転手付きの車が支給されるほか、30坪超の家具付きマンションが無償貸与される。日本への帰省費用、家族の韓国への招待等も会社が実費負担する。
‐中略‐
<日本技術を研究、独自に発展>
‐中略‐
ただサムスンは現在でも多大な時間とコストを要する「開発設計(科学技術の開発)には力を入れておらず、その部分は先行メーカーをキャッチアップすることで補っている」(吉川氏)。何年もかけて生まれた新技術でも製品化されるものは少なく効率が悪いためだ。日本企業の開発設計レベルは高く、ここに日本人技術者が必要とされる意味がある。技術者1人を引き抜いても開発が進まないことも多いため、開発チーム丸ごとを引き抜くケースもあるという。ロイターはサムスン側に同社の人材引き抜き戦略について問い合わせたが、広報担当者はコメントを控えている。
<次の10年を生き抜く種>
‐中略‐
一方、サムスンでは、すでに年収アップを狙う転職者も現れている。実際、韓国では転職者による技術流出が今月発覚した。現地の警察当局は5日、サムスンの有機EL技術を流出した疑いで、LGディスプレーに転職した元サムスンモバイルディスプレー研究員の逮捕状を請求した。中国企業に同技術の製造工程に関する極秘資料を提供した疑いだ。有機EL技術はテレビなどに使われる次世代ディスプレーとしてサムスンが強化している。吉川氏は、転職者が増えているサムスンが「10年後、生き残っているかどうかわからない」と危惧する。関係者の間では、サムスンの日本人技術者引き抜きにはそうした事情もあるとみられている。
<手薄な日本勢の人材戦略>
‐中略‐
先のヘッドハンターは、「その場しのぎのリストラは自らの首を絞めかねない。やむを得ず手放す技術者でも、せめてグループ内の子会社やサプライヤーに再配置するなど自社に利益を還元できる場への移籍にとどめるべきではないか」と話す。経済産業省・知的財産政策室の石塚康志室長は「今は自分たちに必要なくても、競合にとって価値ある技術を持つ人材かどうかを分析するなど、日本企業は目に見えない人的資産の棚卸をもっと緻密にすべきだ」と指摘する。
‐中略‐

<筆者所感>

携帯電話を例にとって見ると2000年代初頭はサムスン製携帯電話に使用される部品コストの約70%は日本の部品会社が供給していた。従って当時はサムスンが携帯電話を売れば売るほど日本の部品会社が潤うと言うビジネス構図だった様に記憶している。また携帯外装プラスティックの金型技術等も稚拙で相当な部分を日本メーカーに頼っていた様だ。また当時例えばCDMA方式の携帯電話では莫大な特許使用料を米国のクァルコム社などに支払っていた。

当然携帯電話事業の世界的コスト競争に勝ち抜くために、日米に押えられている主要部品、金型技術、特許等の韓国グループ内での製造調達が模索される訳で、当時から躍起になってグループ内内製化を推し進めた結果、現在ノキアを凌ぐマーケットシェアまで成長したのであろう。

ただし部品を高品質で安定供給する為には、その製造設備があれば良いと言うだけでなく、所謂製造技術者のノウハウの蓄積が重要で、韓国人技術者が見よう見まねで一朝一夕でできるものでは無い。サムスンは記事の通り、日本人技術者を高額の報酬で一本釣りし、高額でそのノウハウを買うと言う戦略で成功したのだろう。韓国人技術者に技術課題を任せ結論を出すまでに3年も掛かれば首になるというせっかちな気質では、韓国人技術屋が地道にノウハウを積み上げる事は不可能であるからである。

最近の例ではLTCCと言うキャパシターを製造するグループ内企業に日本のM社から製造管理責任技術者以下複数人が引き抜かれたという話は余りにも有名だ。噂では責任者ハンティングに億以上の金が動いたそうである。その後そのグループ会社のLTCC製造ラインは不良率が激減し大変な成功を収めたそうだ。

もちろん人材流出したM社は今後ビジネス上の大きな痛手を被るだろうし、大金を手にした技術者たちもノウハウが韓国人技術者たちの手に渡った後の苦労は予想されるが、自由経済社会では良くある話だ。ただし日本人と言う括りでみればM社もM社を捨てた技術者たちにも良い話では無い。

サムスン電子自体からも近年中国企業への人材流出と技術持出が良く話題になるが、韓国自体では核心技術(何が核心か判らないが)の中国流出と競合企業への転職を法規制していて一定の歯止めをかけている。これは韓国自体が自分たちの性悪説を良く理解した法律の箍であるのであろう。日本においては当該法規制も無く長期不況も相まって正に現在は草刈り場の様な状況なのだろう。

日本人技術屋本人から見れば、個人の生活や老後の心配もあるであろうから、一番高く自分の技術を買ってくれる企業に転職することは本人の自由であるのでやぶさかでは無いが、彼らが欲しいのは将来的にどれほど能力があるかではなく、現在彼が持っている技術である事を肝に銘じ振舞った方が良い。

旧来の日本では基本的に終身雇用制であり技術屋も給料は安いが安定して働けて将来への展望も描け、金だけでは無い企業忠誠心、さらに世界経済をけん引していた頃の「日本のプライド」もあったのだろうが、庇を貸して母屋を取られた現状を見るにつけ、今後の日本再生へ向け、中韓両国との経済活動に関しては従来の「お人よし日本人」的な付き合い方を見直す官民一体となった強力な施策が必要な時期ではないだろうか?

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第22話:英語で説明してくれ!

通信工学に「電波伝播」と言う言葉がある。意味は電波が空間を伝わり離れた場所に届くと言う意味だ。日本語では通常は漢字で「電波伝播」と書き「でんぱでんぱ」と読む。技術屋が漢字を見れば一瞬でその技術的な意味を把握できる。尚電波法などでは「電波伝搬」とも表記される。

韓国語でも漢字教育がなされていた昔は同じ言葉を「電波傳播」と書き「チョンパチョンパ」と読んだ。漢字を見れば意味は一目瞭然なのだが、韓国自体が民族主義的な理由だろうが漢字教育を撤廃し全てハングルで記述しているので、現在の若い技術者は漢字が使えず、従って読み言葉の「チョンパチョンパ」でしか書けないし意味を把握できない。

ちなみに「傳播」の「傳」は日本語の漢字「伝」のオリジナル形で日本でも戦前まではこの形を使っていた。また韓国で使われる漢字語の内、科学・工学・医学・法律用語の殆どは日本で明治維新以降、西洋文明を取り入れる為の翻訳作業中に創造された漢字語がそのまま輸出された日本起源の漢字語だそうである。

話は変わるが筆者が1988年の韓国オリンピック当時韓国に何回か仕事で訪れた事があるが、当時の新聞は漢字語は漢字で表現されていた。韓国語の80パーセント程度は漢字語であるといわれているので、当時韓国語が全く判らない筆者が読んでも記事の内容はほとんど理解できたと記憶している。

現在の新聞は全てハングルで書かれているので新聞の斜め読みなど不可能で、速読するにはなはだ非効率である。日本の新聞が全て「ひらがな」で記述してあると想像してみて頂ければ非効率さは理解できるだろう。

さて、現在は偉くなってしまったが、S電子の携帯端末事業の黎明期にGSM携帯電話事業を立ち上げた当時のS常務のエピソードである。彼は米国で学位を取り、米国企業で働いた後S電子に入社し、その後のS電子の携帯端末事業の大躍進の基となるGSM携帯電話端末を開発した功労者である。

当時S常務は若い技術屋から技術的な話を聞いたり仕様について討議する時、部下に「悪いけど英語で説明してくれ!」としばしば要求していたそうだ。真意は若い技術屋の英語力向上の為普段から英語で説明させるということではなく、若い技術屋が話したりプレゼン資料中のハングルで書いた技術用語が良く理解できなかったと言う理由だ。

当時のS常務は米国暮らしが長かったせいか部下が話す漢字語である技術用語のハングルだけの読み書きでは理解が難しかったようだ。当然「チョンパチョンパ」は英語で「Propagation of RF energy」と言った方が正確に意味が伝わるのである。

韓国語は特に漢字語に同音異義語が多く、漢字を用いずハングルだけで表記した文章は非常に意味が曖昧になるが、現地人に聞くと前後の文脈から判断して問題無いと胸を張っているのが不思議である。

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帰ってこい


1977 山崎ハコ ファーストライブより

山崎ハコ:ウィキベディア転載
山崎 ハコ (やまさき はこ、1957年5月18日 - ) は、大分県日田市出身の歌手、シンガーソングライター、女優、文筆家。ハブ・マーシー所属。
本名、安田 初子(やすだ はつこ、旧姓・山崎)。
大分県日田市出身、父親の仕事の関係で、中学卒業を待ち祖母と暮らす。卒業後、両親の待つ横浜へ。横浜学園高等学校在学中、コンテストに出場がきっかけで1975年にアルバム『飛・び・ま・す』で歌手デビュー。150センチあるかないかの小柄で痩せた体躯からは想像もできないパワフルな声量・表現力を誇る歌唱と、暗く鋭く愛から社会を抉る歌詞で、デビュー当時、中島みゆきのライバルと言われた。1975年12月、TBSホールの『パック祭り』に出演。大反響となり、TBS『パックインミュージック』を中心に、“深夜放送のマドンナ”と言われ始める。1979年4月~80年3月 ニッポン放送『オールナイトニッポン』火曜日のDJを担当。その後もリリースやコンサート活動を続け、女性フォークシンガーとして活躍する一方で、エッセイの執筆、演劇出演など多彩な活動を行う。現在も全国のライブハウスを渡り歩くなど、精力的に活動している。

<筆者評>
若い頃から名前だけは知っていたのですが、最近ユーチューブ上にアップされた作品を見つけて圧倒されました。表現力豊かな歌唱力にも感動しますが、当時二十歳そこそこの娘がよくこんな歌詞を書けたものだと驚きます。
「帰ってこい、帰ってこい 昔の俺」
もう帰ってこない事が判っているからこそ余計に胸にしみる言葉です。

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第21話:I部長出社拒否事件

確か1990年代前半のもう年末の出来事だったと記憶している。私と研究開発プロジェクトマネージャーのk次長はある研究開発課題の打ち合わせで本社事業部開発部隊を訪問した。当時まで開発部隊は郊外の総合研究所内で仕事をしていたが、丁度彼らが開発したGSM携帯電話が売れ始め業務拡大に伴い本社事業部内に20数階の新ビルディングを建てに引っ越ししたばかりの頃であった。

本社事業部開発部隊にはk次長がよく知るI部長が開発支援室に勤務しており、私も前から存じ上げていたので挨拶して行こうと言う話になった。I部長は永年S電子日本本社に駐在され、日本語も堪能な方で、日本ではK次長と隣り合わせのマンションに住んでいたそうである。

そんな訳でK次長が連絡をとったところ、暗い顔で「I部長は一週間ほど出社してないそうです」とつぶやいた。その後あちこち電話を掛けまくり事の真相を確かめた所、次の様な理由であることが判明した。

S電子に限らず一般的な韓国企業の事業年度は1月から12月で、12月は丁度年度末にあたる。年度末は次年度の新体制を睨んだ昇進内定時期にあたり丁度そういう年齢に達し常務への昇進を確信していたI部長に昇進の内定は出なかった様だ。彼の落胆ぶりは甚だしく一週間に及ぶ出社拒否という仕儀になってしまった様である。

人事担当者からは本社事業部内には彼の常務昇進ポストは無く、地方にある本社工場に転勤すれば常務ポストが空いていると言われたそうだが、悩んでいたそうだ。

元々韓国社会は一点集中主義で、勤務するならソウルもしくは近郊で、地方への転勤など彼らの自尊心が許さないそうである。従って地方転勤を命じられた社員は左遷されたと解釈してさっさと自主退職する場合も多いそうである。

後日談だが彼は我慢して工場購買担当常務を数年勤めた数年後、本社事業部と工場の購買部門統合により無事に本社事業部購買部門に戻ってきた。現在では日本語が堪能な事から、日本の部品納入業者などから頼りにされている存在であるという。

それにしても小学生の様に駄々をこね、一週間も登校拒否するI部長の自尊心も大したものだが、その後何事も無かった様に勤務させる会社も会社であり、韓国社会は情実社会であるという現実を目にすると、本当に愛すべき隣国人たちであると実感するのである。

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生きてるって言ってみろ



友川カズキ:ウィキペディア転載
友川 かずき(ともかわ かずき、1950年2月16日 - )は、日本の歌手、競輪評論家、画家である。本名:及位 典司(のぞき てんじ)。2004年に友川カズキと表記を改めている。
中学生時代に中原中也に出会い詩を書き始める。1年間、浪人生活をおくったのち、秋田県立能代工業高等学校建築科に進学。バスケットボールの練習に明け暮れた。
二十歳のころ、行きつけの赤提灯で岡林信康の歌を聴いてフォークシンガーを志す。1974年3月「上京の状況」でデビュー。
高校時代や一時故郷にいた頃のエピソードは、能代工業時代の恩師である加藤廣志著の『高さへの挑戦』に詳しく描かれている。中学校時代の小野秀二を鍛えたのは友川だった。
大島渚から『戦場のメリークリスマス』のヨノイ大尉役をオファーされていたが、秋田訛りを直すことを求められたために固辞。坂本龍一が演じることになった。
中上健次は友人であり、友川の絵を高く評価していた。
現在は渋谷アピア40をホームに、ライブ活動を行っている。ただし、平日のライブでは冒頭に「どうも今日はやる気がおこらない」などとこぼすことがある。

<筆者評>
ともかく聞いてみてください!!
秋田訛りのせいか、歌詞が聞き取りにくい部分もありますがそこがまた彼の魅力を引き出しています。

生活のため懸命に働いてきた若い時代に聞いた時よりも、少々時間に余裕が出来てきた現在の方が心に突き刺さる一曲で、もう少し頑張ってみるかと考えさせる一曲です。

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サムスン・LG 技術者転職問題で泥仕合

サムスンのディスプレー技術、LGに持ち出し
<2012/04/05 朝鮮日報日本語版記事引用>

京畿地方警察庁は5日、サムスンモバイルディスプレー(SMD))が開発したアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルの重要技術を持ち出したとして、同社の現職・元研究員6人とLGディスプレーの社員5人の計11人を摘発した。

このうち、SMDの元首席研究員C容疑者(46)については、逮捕状を請求。残る10人は在宅のまま立件した。AMOLEDパネルは「ギャラクシーS」などスマートフォンに使われる次世代ディスプレーで、現在テレビやパソコン用ディスプレーに使用されている液晶パネルに比べ画質がはるかに鮮明で、薄いのが特長だ。

調べによると、C容疑者は2010年8月、人材スカウト会社の関係者と共にライバル企業、LGディスプレーの人事担当者と会い、AMOLED開発担当者5人と共にLGディスプレーに移籍することを決めた。C容疑者は役員待遇を受けることが条件だった。C容疑者は10年11月にSMDを退職し、LGディスプレーの下請け会社Y社を通じ、LGディスプレーにAMOLED製造技術を漏らし、コンサルティング名目で1億9000万ウォン(約1400万円)を受け取っていた。

しかし、C容疑者は当初の期待とは異なり、LGディスプレーに採用されなかったため、同じ手口で中国のディスプレー業者に技術を漏らそうとし、摘発された。また、同時に摘発されたSMDの元研究員(40)ら3人は昨年SMDを退職し、LGディスプレーに移籍した後、AMOLEDの製造法を漏らした疑い。SMDの現役研究員(35)ら2人は、AMOLEDの開発進行状況を電子メールなどでLGディスプレーに移籍した研究員に漏らした疑いが持たれている。法律では、転職しても、前職で知り得た営業上の秘密を漏らしてはならないと定められている。

これについて、LGディスプレーは「C容疑者から受け取ったとされる資料は、AMOLED分野のエンジニアなら、インターネットやセミナーで容易に知ることができるレベルのものだ。C容疑者からいかなる技術情報を受け取ったこともない」と反論した。同社関係者は「サムスンもLGディスプレーの社員を数十人スカウトしておきながら、われわれが(サムスン社員を)スカウトすることを問題視している」と述べた。

卓相勲(タク・サンフン)記者

<筆者所感>

サムスン・LG両社に在籍経験がある筆者には興味深い記事である。

同じ技術分野の両社の技術屋同士はもともと出身大学が同じとか、学会活動で親しいとかで個人的な親交は深いようである。従って自然に互いにどんな研究開発テーマを推進中なのかは良く知り合っている仲である。

首謀者が核心技術を中国に売りつけようとしたのが摘発理由という事だがついでに競争相手に転職した技術者も告発し、今後同様な事態が起こらぬよう恫喝したというのが本筋であろう。実際LG側の抗弁の様にサムスンも同様にLG技術者のリクルートを頻繁に実施しておりまさに泥仕合の様相である。LGはそれほどでも無いが特にサムスンはなぜかLGを毛嫌いしていて、サムスンに部品売り込みに行った日本メーカーがLGとの取引停止を条件に取引口座が開設出来たなどと言う話を少なからず聞いた事がある。ナンバーツーの陰がそれほど怖いのだろうか?

告発されたサムスン・LGの若手技術者も電子メールでやりとりしていたのが証拠となった様だがなんと脇の甘いことか。サムスンでは社内イントラネットから外部への情報発信を監視するネットセキュリティーポリスが常時情報内容を監視しており情報の外部流出を食い止めようとしている。それでも様々な分野、階級の従業員の社内情報の持出、中国への横流し摘発のニュースが後を絶たないのは国民性と言う事なのか筆者には理解できないのである。

話は変わるが、韓国主力企業の日本企業技術者へのリクルートも盛んな様であるが、大概の場合、日本人技術者が入社後どれくらいの能力を発揮できるかではなく、どれ位日本企業の研究開発情報を持ってきてくれるかが問題で、その技術が丁度彼らに不足している技術ならばびっくりするような高待遇で引っ張るらしい。

以前に奥さんが韓国人の日本人技術者から聞いた話であるが、彼は奥さんから韓国人と技術的交流をする時には自分の技術を100%開示してはいけない、せいぜい70%位にして核心部分は決して見せないようにときつく言われているそうである。

現在のサムスン・LGの隆盛ぶりを眺めると言いえて妙である。


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第20話:悪口は通訳しません

S電子日本研究所勤務時代の入社当時の出来事だ。
当初は私は韓国語が話せずプロジェクト設定や進行状況の報告に韓国出張する時は必ずプロジェクトマネージャーのK次長が同行し通訳をしてくれていた。

ある韓国出張時、クライアントである韓国事業部の開発技術者たちとの技術ミーティングの席でK次長の韓国語の通訳が奇妙な事に気づいた。討議テーマに関しては彼らの話を逐一正確に通訳しているように聞こえるのだが、韓国人技術者同士の会話は通訳してくれていないように感じる。元々彼は律儀な性格でそういう場面でも、今彼らがどういう身内の会話をしたかまで通訳して教えてくれるものだったのだが。

会議が終わり彼に「会議中に韓国人技術者同志で何を話していましたか?」と尋ねると彼は「とても答えられる内容では有りません、答えられません」と言うではないか。さらに追求すると「知らない方が良い日本人に対する悪口ですよ」と続けた。

「それでは我々日本人が韓国人技術者に対して同じ様な事を言っても通訳しないのか?」と尋ねると当たり前の様に「両者の関係が悪くなるようなお互いの発言は当然通訳しませんよ」と平然と答えた。

確かに彼は韓国人駐在員で韓国の親会社と日本研究所の間に入ってプロジェクトの円滑な進行を計るプロジェクトマネージャーであり、彼からすれば、つまらない言動で日韓技術者の間に悪い感情が芽生えない様に配慮しての事なのだろうが、逆にお互いネガティブな考えや感情があるのなら徹底的に論議しあって方向性を出す事こそ長い目で見れば必要なのではないかと感じたのであった。

彼は研究所に勤務する技術者に同行して韓国出張する時には、丁度中学生の保護者のような存在で、我々に韓国社会のネガティブな面を見せない様に相当気を使っていたようだ。例えば夜クライアントを接待し我々も同席する食事会やその後の二次会・三次会でも通常はかなり怪しげな店までつき合うのだが、彼はそういう場所を意識して避けようとしていた様だ。

彼からすれば互いにネガティブな事柄は見ない様にして無駄な摩擦を起こさない様配慮していたのだろうが、お互いに喧嘩になるほど論議しつくした後、相手に対して清濁あわせ飲む度量が今後の正しい日韓の人間関係を築くのには必要ではないだろうか?

最も相手側がその土俵に上って来てくれる事が始まりの絶対条件となるであろうが。

ちなみに会議の片隅で韓国人技術者にどんな悪口を言われているのか知りたいと言う思いが私の韓国語習得への一つの大きな原動力となったのであった。

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ハンズフリー使用を強く推奨

最近の携帯端末の普及は目覚ましい物があり日本では小学生も含め一人一台と言っても良いくらいでしょう。反面通話時に携帯電話が放射する電波の人体影響、特に頭部(脳)への健康被害に対する懸念も多く見かけられます。永年携帯電話の電波の出入り口である携帯電話用アンテナの研究開発をしてきた筆者の経験からこの問題を考えてみたいと思います。

1.基本認識
-現時点では携帯電話使用による健康被害があるという公的機関(WHO・総務省等)の研究報告は無い。ただし将来にわたる長期的な健康被害に対する可能性は否定していない。

-携帯電話の頭部への許容高周波曝露量はWHOの指針に基づき各国でSAR(被吸収率)という規格で正規に販売されるすべての携帯電話機種に対して定められていて、この規格を満足されなければ販売できない。

-従って現在販売されている携帯端末は安全であると言われる。

2.疑問点
-SARは6分間の連続通話を基準に定められた値であり、長時間連続通話、例えば1時間の連続通話を行えば脳内温度上昇は10倍になる。

-SAR規格の認定検査は実際の人間の脳内にプローブを差し込んで行う事は出来ないので一般的に人体と同等の電気特性を持った人形(ファントム)を使用して実施する。実際の人間が携帯端末を耳にかざして通話する場合、持ち方(指の位置)、角度、頭部との距離等無数の組み合わせがあるが、ファントム検査では代表的な事例に固定して検査される。従って携帯端末製造者はファントム検査が合格するように、例えばアンテナ形状等を調整して合格させる。

-携帯アンテナ技術から見れば上記のSAR値の制御は非常に厄介な技術で、実使用の場面では前述の通り無数の使用形態があり、ファントム検査で一義的に測定されたメーカー発表値以上のSAR値に曝される可能性は非常に大きい。

-近年爆発的な流行を見せているいわゆるスマートフォンは片面全面液晶画面と言う構造上、アンテナ技術的に見て、特にSARの抑制が難しい。通信業者が推奨するスマートフォン使用上の注意事項で通話時は頭部から15㎜離せとか、ハンズフリー機能の推奨は今後携帯電波の健康被害報告が出た場合の免罪符と見えても仕方がない。

3.所感
-現状では携帯電話使用による健康被害との因果関係は見つかっていない様であるが、登場して高々15年の技術であり、今後永い研究で何が起こるかは不明である(どの研究報告を見ても将来的な可能性は否定していない)

-現在販売される携帯電話の高周波頭部被ばくの許容値規格であるSARのファントム検査では実際の消費者の使用形態の全てを網羅しているとは言い難い(使用形態によっては通信事業者発表のSAR値を上回る場合がある)

-SAR値は携帯端末と頭部の距離が近接するほど大きくなるので、ハンズフリー機能を使えば影響が激減する。最近は運転中の通話が交通違反になるので使用される消費者も多いと思うが、将来的な健康被害の可能性を懸念するなら通常時も使用すべきだ。
特に年少時の影響が大きいと言う報告も見受けられるので、小学生・中学生等に外出時の安全対策で持たせる場合もハンズフリー機能の利用を推奨する。

ソフトバンクモバイル見解
くらしの中の電波(電波産業会)

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プロフィール

RFD-Lab管理人

Author:RFD-Lab管理人
―――――――――――――
通信機器の高周波回路・部品の研究開発に携わって来た技術屋のブログです。現在は個人経営の技術コンサルタントを営んでおります。
​―――――――――――――
最近「ドローン」の無線応用技術についてスタディーを始めました。自動配達の為の自律飛行を補助する衝突防止レーダ等、興味深い分野です。
―――――――――――――
​「ドローン」墜落事故が散見される中、現在は「航空法」に依って規制され、ラジコンによる「目視飛行」が許可されている様ですが、安全飛行の為には無線通信の確保が大前提となります。
―――――――――――――
またRFD-Labホームページに掲載した技術解説記事のPDF抜粋も併せて掲載しますのでご興味のある皆さんは参照して下さい。

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