第33話:韓国ホテル事情
昨年もF1グランプリが韓国のモッポの近くで開催された。前回で3回目の開催でレースは順調に終了したようであるが、いかにしてもF1人気が韓国国内では低調で、金曜日の予選走行から観客が満員なる鈴鹿の日本グランプリに比較し決勝走行でも観客席が埋まらないと主催者は嘆いている。
業績好調な現代やキア等の韓国自動車業界であるが、金喰い虫のF1サーカスを韓国の自尊心で誘致したものの、毎年赤字続きであると聞く。元々スポーツ、特に対日戦だけ闘志を燃やし熱狂する歪んだ民族には純粋なチーム戦であるF1レースなど興味が無いらしく、韓国国内のスポンサー探しも低調なようだ。
さて報道によるとサーキットそのものも急こしらえで、普段余り使っていないせいもあり路面状況等も芳しくないようだが、レース関係者が泊まるホテル等の宿泊施設も著しく不足していると報道されている。周辺には一般的な旅行者用のホテルは少なく、いわゆるラブホテルの類に泊まる場合が多いそうだ。
そんな理由もあり、韓国GP直前の開催地である日本の鈴鹿近辺で、ぎりぎりまで日本で宿泊し開催期間だけ韓国に渡り、終わるとまた日本にとんぼ返りする関係者も多い事からみると日本でのホテル生活事情がよほど韓国に比較し快適なのだろうと推察される。中国国慶節の大型連休で渡韓した観光客がホテル不足問題であちこちでクレームを付けた話も記憶に新しい。
元々日本と比較すると出張者や小旅行者が宿泊できるいわゆるビジネスホテルの様なホテルが韓国内には非常に少ない。筆者もS電子のお膝元である水原市に何度となく出張で出向いたが何時もホテル探しで苦労した経験がある。現地スタッフにも色々紹介してもらうのだが大概決まった様に所謂ラブホテルである。その代わり料金は安く一泊3000円程度であり、毎日荷物を持ち出してチェックアウトする条件なら500円割引などというホテルもあったが、連泊する場合夜帰ってみると何だか昼間使われた様な気配がする事もあり、とても荷物やPC等の貴重品を部屋に置いておける雰囲気ではない。
もっとも地理的に便利でリーズナブルな料金で小綺麗なラブホテルは日本研究所の中でもすぐに評判になり、連日の様に日本人出張者が利用するようになると、朝食の無料サービスを始めたり、フロントにバイリンガル人材を配置したりで結構ビジネスホテル化したホテルもあった。ただし出張者が出かけた昼間その手の客に使わせているかは定かではないし、青いブラックライト状の照明の部屋に一週間一人で滞在したら心までブルーになってしまったと言う、笑って良いのか悪いのか判らない研究員の話も出てくる始末であった。
ところで韓国特有の事情かも知れないのだが、ラブホテルのオーナーが頻繁に変わる事も多いようだ。多分投資目的でオーナーになるのだろうが、ホテルマンとしての資質のないオーナーは利用客にとってははなはだ迷惑な話である。
S電子日本研究所時代に他の研究室員が経験した話だが、宿泊先のラブホテルで就寝中、夜中に従業員にたたき起こされ「このホテルはオーナーが変わったので今すぐ支払いをすませて出ていけ!」と追い出され難儀したという。元のオーナーが借金の片にでも取られたのだろうが、これも笑える様で笑えない話である。
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業績好調な現代やキア等の韓国自動車業界であるが、金喰い虫のF1サーカスを韓国の自尊心で誘致したものの、毎年赤字続きであると聞く。元々スポーツ、特に対日戦だけ闘志を燃やし熱狂する歪んだ民族には純粋なチーム戦であるF1レースなど興味が無いらしく、韓国国内のスポンサー探しも低調なようだ。
さて報道によるとサーキットそのものも急こしらえで、普段余り使っていないせいもあり路面状況等も芳しくないようだが、レース関係者が泊まるホテル等の宿泊施設も著しく不足していると報道されている。周辺には一般的な旅行者用のホテルは少なく、いわゆるラブホテルの類に泊まる場合が多いそうだ。
そんな理由もあり、韓国GP直前の開催地である日本の鈴鹿近辺で、ぎりぎりまで日本で宿泊し開催期間だけ韓国に渡り、終わるとまた日本にとんぼ返りする関係者も多い事からみると日本でのホテル生活事情がよほど韓国に比較し快適なのだろうと推察される。中国国慶節の大型連休で渡韓した観光客がホテル不足問題であちこちでクレームを付けた話も記憶に新しい。
元々日本と比較すると出張者や小旅行者が宿泊できるいわゆるビジネスホテルの様なホテルが韓国内には非常に少ない。筆者もS電子のお膝元である水原市に何度となく出張で出向いたが何時もホテル探しで苦労した経験がある。現地スタッフにも色々紹介してもらうのだが大概決まった様に所謂ラブホテルである。その代わり料金は安く一泊3000円程度であり、毎日荷物を持ち出してチェックアウトする条件なら500円割引などというホテルもあったが、連泊する場合夜帰ってみると何だか昼間使われた様な気配がする事もあり、とても荷物やPC等の貴重品を部屋に置いておける雰囲気ではない。
もっとも地理的に便利でリーズナブルな料金で小綺麗なラブホテルは日本研究所の中でもすぐに評判になり、連日の様に日本人出張者が利用するようになると、朝食の無料サービスを始めたり、フロントにバイリンガル人材を配置したりで結構ビジネスホテル化したホテルもあった。ただし出張者が出かけた昼間その手の客に使わせているかは定かではないし、青いブラックライト状の照明の部屋に一週間一人で滞在したら心までブルーになってしまったと言う、笑って良いのか悪いのか判らない研究員の話も出てくる始末であった。
ところで韓国特有の事情かも知れないのだが、ラブホテルのオーナーが頻繁に変わる事も多いようだ。多分投資目的でオーナーになるのだろうが、ホテルマンとしての資質のないオーナーは利用客にとってははなはだ迷惑な話である。
S電子日本研究所時代に他の研究室員が経験した話だが、宿泊先のラブホテルで就寝中、夜中に従業員にたたき起こされ「このホテルはオーナーが変わったので今すぐ支払いをすませて出ていけ!」と追い出され難儀したという。元のオーナーが借金の片にでも取られたのだろうが、これも笑える様で笑えない話である。
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