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韓国の梅雨


近所の公園で咲き始めた紫陽花

また今年も梅雨の季節がやってきた。6月初旬あたりから筆者の住む関東地方にも梅雨入り宣言が出たようである。

韓国にも梅雨はあり、韓国語で「チャンマ」という言葉で表されるがこれはいわゆる外来語である漢字語ではなく韓国固有の言葉のようだ。

例年日本の梅雨は今頃から7月の下旬頃まで続き、雨と湿度を気にしなければ比較的過ごし易い季節であると筆者は感じる。また筆者の様に自宅のパソコンに向かって仕事をすることが多い人間には、外が余り良い天気の時より、反って今の季節のほうが集中できると感じたりするものである。

韓国の梅雨「チャンマ」は地理的に日本列島より西にあるためか、日本列島に横たわる梅雨前線の影響を受けにくく、短期集中型なようようである。大体7月初旬から下旬がチャンマの季節であり、日本でもそうであるように7月下旬の梅雨明け頃は特に集中して大雨が降りやすい。

さて韓国の梅雨時に特に注意が必要な事と言えば、徒歩での外出時であろう。何年か前の梅雨時に冠水した路上の電源施設から漏電して、何人かの歩行者が感電死した事故があった。日本では余り聞いた事のない事故である。

理由を推測してみると、一つの大きな原因は韓国の家庭用電源の電圧が220ボルトと、日本の100ボルトに比較して二倍程度と高電圧なことである。また高圧送電幹線から家庭用に降圧する電源設備(トランス)が地上に設置される設備が多いのではないか考えられる。田舎ではまだまだ送電線は電柱を建てて配電することが多い。電柱の上に乗った通称「オカマ」と呼ばれる物体が「トランス」でなのだが、町中に電柱が林立する風景は都市景観上からは美しくないと言う理由で、都市部では配電線を地下ダクトを使って配電する場合も増えて来ていて、その場合には豪雨による冠水・浸水・防水による漏電には神経を使わなくてはならない。

人体が感電するということは人体のある経路に感電電流が流れ、筋肉が収縮したり硬直し最悪の場合は心停止になるということである。イングランドの炭鉱では坑道が非常に高温多湿であるので感電事故が起こりやすく、約50ボルトの亜鉛蓄電池の電圧でも感電事故が起こると聞いた事がある。

電気的に考えれば、感電電流が流れる為には濡れた地面などの漏電経路に人体の少なくても2つの部分が接触しいわゆる閉回路を形成しなければならず、更に2つ接触点間に電位差(電圧)がなければならない。歩行者が感電するとすれば転倒して手や頭を地面に着かない限り、2つの接触点は一般的には左右の足である。

地面などの漏電経路の電位勾配が同じだとしたら、歩幅が大きいほど電位差(電圧)が大きくなり、また人体抵抗が同じだと仮定すれば、感電電流は大きくなる。したがって濡れた地面上で足の筋肉が硬直するような異常を感じたら、ひとまず足を揃えて停止し両足を同電位に保ち、その後両足を揃えてピョコピョコ飛び跳ねてその場から離れるのが良策かもしれない。

動物、特に馬や牛などは感電死しやすいと聞いた記憶があるが、これは前後の足の間隔が人間に比較しても非常に大きいので感電電圧も大きくなってしまうのも原因の一つなのかも知れない。

一番の対策は雨の日は外出しないのが良いのだが、日本国内であれば安全検査は充分に励行されているだろうし、またこのような事故は聞いたことがないので心配ないと思われる。

韓国の場合は実際に感電死亡事故被害者も出ていることと、セウォル号沈没事故のように「ケンチャナヨ」「なんとか成るよ」精神で行われた安全点検が基本となるので、できれば梅雨時の出張や旅行時の外出は避けた方が良さそうだ。観光旅行時に外出するなと言うことは、行く意味がないと言うことになってしまうのだが、日本の高校生の韓国修学旅行が相次いで中止になっている事実を見ても、現在は行かないのが正解だろう。

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通信機器の高周波回路・部品の研究開発に携わって来た技術屋のブログです。現在は個人経営の技術コンサルタントを営んでおります。
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最近「ドローン」の無線応用技術についてスタディーを始めました。自動配達の為の自律飛行を補助する衝突防止レーダ等、興味深い分野です。
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​「ドローン」墜落事故が散見される中、現在は「航空法」に依って規制され、ラジコンによる「目視飛行」が許可されている様ですが、安全飛行の為には無線通信の確保が大前提となります。
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