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第4話:漢字語の勘違い

日本語と韓国語は文法的にはほぼ同等である。また使用される語彙(言葉)も約80%が漢字語で殆ど日本語の漢字語と意味は等しい。特に自然科学、医学、法律、哲学用語等の明治維新以降西洋文献を翻訳した漢字語は100%日本から輸入した漢字語とみて差し支えない。従って漢字の韓国式読み方のこつさえ身につければ韓国語の漢字語は非常に覚えやすいと言えるだろう。

私の勤務していたS電子日本研究所では一月に一度社長も含めた研究所幹部が参加する研究開発プロジェクトの進捗確認月例会議があった。私が主宰するプロジェクトの発表を行い、お偉方から色々なご意見やご指摘をいただくのだが、韓国本社の方針と多少違うとかいう論議の最中だったと思うが、例のk次長が突然「それではプロジェクトを放棄しろと言うのでか!」と声を張り上げ発言した。「放棄」という言葉に私の部下も含め周囲は一気に張りつめた雰囲気になり、気まずい雰囲気で会議は終了したのであった。

私は後日思い当たる処がありk次長に会議での「放棄」の意味は「あきらめる」と言う意味かと尋ねた所、「そうですよ」とケロっとして答えるではないか。やはりそうだったかと私は内心大笑いした。
韓国語のあきらめるは「ポギハダ」という言葉で漢字で書くと「放棄する」となる。k次長の世代までは漢字教育を受けた世代であり彼は日本語の「放棄する」の意味を「あきらめる」と勘違いしていた様だ。

この様に同等の漢字から発生した言葉でも日韓で違う意味で使われる言葉があるので気をつけなければならない。

後日談だがこの一件がきっかけになりk次長から「今後私の日本語が変だと思ったらどんどん指摘して下さい、私の勉強になりますから」との言葉をもらった。誠にまじめな日本人らしい彼の申し出に感服し、ますます彼の人間性が好きになったのである。

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通信機器の高周波回路・部品の研究開発に携わって来た技術屋のブログです。現在は個人経営の技術コンサルタントを営んでおります。
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最近「ドローン」の無線応用技術についてスタディーを始めました。自動配達の為の自律飛行を補助する衝突防止レーダ等、興味深い分野です。
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​「ドローン」墜落事故が散見される中、現在は「航空法」に依って規制され、ラジコンによる「目視飛行」が許可されている様ですが、安全飛行の為には無線通信の確保が大前提となります。
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またRFD-Labホームページに掲載した技術解説記事のPDF抜粋も併せて掲載しますのでご興味のある皆さんは参照して下さい。

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