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「漢字を学ばない韓国、東アジアで孤立する」

漢字教育を叫ぶハングル専用論者
ソウル大学のホ・ソンド教授

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版[転載]
兪碩在(ユ・ソクチェ)記者
記事入力 : 2014/06/19 10:52

「学生たちに漢字を教えることがそれほど非愛国的でプライドを傷つけられることか。それならなぜスーツを着るのか」

「ハングル専用論者」でありながら漢字教育の必要性を強く主張する人物がソウル大学中国文学科のホ・サンド教授だ。ホ教授は『三国史記』『高麗史』『太祖実録』など歴史書の原文や、拡張漢字(政府が指定した標準漢字4888字以外の漢字)1万5000字をコンピューターに入力し、研究などに活用できるようにした「国学電算化」の先駆者だ。

ホ教授は「まず必須漢字1500字については、希望する生徒・学生たちを中心に教えていかねばならない」と主張する。漢字はその数が非常に多く、学習自体が大変と一般には認識されているが、ホ教授が20年以上かけて数百冊に上る資料の電算化作業に取り組んだところ、基礎漢字1000字さえ理解すれば、漢文からなる文献のおよそ86%は読むことができるという。

ホ教授は「ハングルしか知らないことを愛国と考えるのは間違いだ」と指摘する。愛国とは決して「われわれだけが最高」と考えることではない。「東アジアの漢字文化圏で孤立せず、周辺の国々と調和を持って付き合うことがより大きな愛国」というのがホ教授の考えだ。ホ教授は「これまでハングルは非識字率の引き下げに大きく貢献した。だとすれば今度は漢字が韓国語の高級化に寄与しなければならない」と訴えている。


<筆者所感>

中国文学を学ぶのに漢字、漢文の習得は必須だと思うのだが、ソウル大学生はその程度なのか。例えばフランス文学を研究したければフランス語の習得は必須だと思うのだが。

この教授は中国歴史文献の漢字語について言及しているが、実は日本から輸入した和製の漢字語が今現在韓国で普及している漢字語の中でも最も数が多いはずである。

特に自然科学、工学、医学、法律、哲学用語等で使用される漢字語は、明治維新以降、日本の近代化を急ぐ有志により、西洋文献の言葉の意味を忠実に表現できるよう努力され、適切な漢字を当てはめた造語により翻訳されたようだ。

漢字発祥の中国でも近代日本の和製漢字語は日本から逆輸入され、中国近代化に多大な寄与をしたと感謝されていると聞いている。

翻って韓国では、韓国の近代化に貢献した和製の漢字語や、元来の漢文も漢字で書かず、読み言葉としてのハングルのみで表現するのが国策だという。確かに発音記号であるハングルで書けば表面上の識字率は上がるだろうが、漢字が表意文字で在ることのメリットが享受できないし、いわゆる「同音異義語」の多さの問題は解決出来ない。

筆者が初めて韓国を訪れたのは確か1988年のソウルオリンピック以前だったが、当時の記憶では韓国の新聞はまだ日本併合時代に奨励されていた漢字・ハングル混じりの文章だった。従って韓国語の約70から80%を占めると言われる漢字語はそのまま漢字で表してあり、結果として、当時韓国語の判らない筆者でも漢字を頼りに新聞を斜め読みして、内容はほぼ理解出来た。

現在の韓国の新聞を読むと、漢字で書かないと全く意味が伝わらない言葉以外はすべてハングルで書かれている。日本の新聞がすべて「ひらがな」で書いてあると想像すれば良い。現在はハングルもマスターしたので内容は判るのだが、漢字併用ハングル文を読むより数倍の時間がかかる。原因は表意文字を読むスピードの優位性が無いことと「同音異義語」の判別に時間が掛かる為である。

筆者の技術分野で例を上げれば、「チョンギ」と言う言葉がある。「チョンギ」に対応する同音異義の漢字語は「電気・電機・伝記・伝奇・転機・戦記・前記 等々」あり比較的よく使われる言葉である。これらの漢字語で文章を作った場合、漢字混じりのハングルで書けば意味は一目瞭然で間違えることはないが、すべてハングルで書いた場合、「チョンギ」がどの漢字語に相当するのか文脈から判断しなければならず、場合によっては全く違った意味に解釈してしまう場合もしょちゅうある。

日常生活の中では些細な取り違えも笑い話になるかも知れないが、正確を期す自然科学、工学、医学、法律、哲学等の記述に関しては大きな問題である。法律などでは文章自体が一義的に解釈されなければ後々大きな問題になるだろう。

もうひとつ筆者の技術分野の例を上げれば、「電波伝播」「伝播電波」と言う言葉がある。前者は電波の拡がり、後者は広がって来た電波ほどの意味なのだが微妙にニュアンスは異なる。

ところがこれをハングルで書くと両方の言葉が「チョンパチョンパ」と一つの発音になってしまいニュアンスの違いを判別出来なくなってしまう。

なぜソウルオリンピックの後、韓国内での漢字教育を廃止してしまったのか理解出来ないが、恐らく韓国の「日教組」のような反日組織が提唱し、和製漢字語を使用することは親日的で国賊だなどと言いだし、市民感情を誘導した結果なのだろう。

小中学生くらいまではこれで済むかも知れないが、高校・大学と言った高等教育の場では各専門分野において漢字語は漢字語として正確に文章の意味を理解する必要があり、また人間は言葉や文章を元に思考するわけであるから下らない韓国の自尊心で韓国の若者を愚民化する国家とは何なのであろうか。

まあ科学・工学・医学等なら和製文献の翻訳本を読まなくても、欧米の原本を読めば良いわけで特に問題もないだろうが、法律文はほとんど日本からの持ち込みだと聞いているので、法科の学生は大変だ。

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ジャンル : 政治・経済

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通信機器の高周波回路・部品の研究開発に携わって来た技術屋のブログです。現在は個人経営の技術コンサルタントを営んでおります。
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最近「ドローン」の無線応用技術についてスタディーを始めました。自動配達の為の自律飛行を補助する衝突防止レーダ等、興味深い分野です。
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​「ドローン」墜落事故が散見される中、現在は「航空法」に依って規制され、ラジコンによる「目視飛行」が許可されている様ですが、安全飛行の為には無線通信の確保が大前提となります。
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