ドローン電波伝播 「安全飛行の為の指針」の記事が書き終わらないうちに姫路城の大天守にドローンが衝突したと言うニュースが飛び込んできました。
外部リンク<神戸新聞>
[姫路城にドローン衝突 外国人観光客操縦情報も]外部リンク<姫路城>
姫路城公式ホームページ<所感>色々突っ込み所満載の記事なので若干コメントしたいと思います。
1、外国人集団がドローンを飛ばす準備をしているのをスタッフが発見して注意したという。
→市条例で禁止を勧告、国土交通省の認可を受けているかのチェック等を実施し、飛行を阻止できなかったのか? スタッフに阻止する権限が無いのなら直ぐに警察官を呼ぶ程度の対応はしてほしかった。
→国土交通省の関連ホームページにも認可に関する英文の説明書が掲載されていますが、ドローン空撮をしたい外国人観光客に浸透しているか疑問ですので、入国審査・税関検査の場面での周知徹底も必要かも知れません。
2、もし合法だったとしても、操縦者のプロポに依るドローン操縦の技量の差や、最悪電波伝播の悪化によるラジコン通信の途絶に起因する操縦不能も考慮する必要があるので、その様な状態に陥った場合のフェールセーフ機能の搭載を義務付ける必要がありそうだ。
自律的フェールセーフ例→ラジコン操縦が途絶えた場合のフェールセーフ動作
(ラジコン通信が出来た領域までの自動帰投機能)
→操縦の上位階層にある、衝突防止機能
(操縦ミスがあったとしても障害物を自律検知し衝突防止を図る機能)
上記は、図らずも意図しない事故「性善説」に基づいた考察ですが、ドローンテロ攻撃等にどう対処すれば良いのかも検討して行く必要がありそうです。
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