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第11話:ポシンタン(補身湯)

言わずもがなの犬肉スープである。日本でも戦前までは犬を食す習慣があり特に赤犬の肉がうまいという話があったようだ。

時あるごとに英国の愛犬団体から韓国政府に抗議があるそうだが、ユーチューブ等を見ると豚をペットとして飼っている人もいて、その人達から見れば豚を食うなということになるし、豚肉を食べないイスラム圏の人々が欧米キリスト教圏の人々に豚肉を食うなと抗議した話も聞かない。日本の鯨食に対する抗議もそうだが食文化に対する抗議など全くナンセンスと言うことだろう。

韓国人の友人の話によると犬肉の成分は人肉の成分に非常によく似ていて、特に病後とか疲れている体の疲労回復に効果が在るそうだ。また食用犬は特別に郊外の犬牧場で育てた食用犬を用いるそうである。夏場の暑い時期に日本の土用の丑の日に似たポシンタン記念日が在るそうで、その日になると夜の生活に疲れたダンナの手を引いて奥さんがポシンタンを食べにつれていくそうだ。現在では40~50歳代の男性が好んで食べ、若い世代にはあまり人気がないようである。

さて、L電子中央研究所顧問をしていた夏の暑い日の昼前、秘書役のC代理がやってきて「顧問、今日の昼食は部署全体で外食です。11時半に食堂の送迎バスが来ますから乗ってください」と伝えに来た。何でこの時期のしかも昼食が外食なんだと多少いぶかりながらもバスに乗り十数分、郊外の畑の中にあるとある食堂に到着した。調理場は屋内にあるのだが会食場所は屋外にシートを広げテーブルを並べた広い場所になっていた。もちろん日差しを遮るスダレ状の物が天井に並べられてあり、郊外の田園風景の中涼しい風が吹いていた。

支柱に張ってあるメニューに「ポシンタン」の文字を目ざとく見つけた私は嫌な予感がして「僕はポシンタンは食べないよ! いったい今日の会食は何の会食なんだ!」 とC代理に詰め寄ると「今日は特に暑いから外食です」と訳の分からない説明で質問をはぐらかすのであった。その食堂はいわゆる「タン(湯)」の店で他にも鶏肉の「タン」のメニューもあったので私はそれを頼んだ。

しばらくして「タン」が出来上がり店員が運んで来たのだが、何しろ約30人余りの昼食会であり「タン」は4~5人分づつ大きな鍋に分けられ出てきたため、どれが「ポシンタン」でありどれが「鶏のタン」なのか判らない。これが顧問が頼んだ「鶏のタン」ですよと言われ他の鍋と見比べても見た目は同じではないか!

私が食した「鶏のタン」は結構あっさりしていて美味であった。その後タップリと汗をかき爽快であった上に、何か韓国勤務の疲れが飛んでいったような気がしたのであった。

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通信機器の高周波回路・部品の研究開発に携わって来た技術屋のブログです。現在は個人経営の技術コンサルタントを営んでおります。
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最近「ドローン」の無線応用技術についてスタディーを始めました。自動配達の為の自律飛行を補助する衝突防止レーダ等、興味深い分野です。
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​「ドローン」墜落事故が散見される中、現在は「航空法」に依って規制され、ラジコンによる「目視飛行」が許可されている様ですが、安全飛行の為には無線通信の確保が大前提となります。
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またRFD-Labホームページに掲載した技術解説記事のPDF抜粋も併せて掲載しますのでご興味のある皆さんは参照して下さい。

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