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サムスンが五輪委員会に圧力

サムスンが五輪委員会に圧力、選手愛用のヘッドフォンを使用禁止に
サーチナ・トピックス 2012/08/06(月) 15:21

ロンドン五輪では多くの選手が試合前後にヘッドフォンで音楽を聴き、精神を集中させている。多くの選手たちの支持を集めているのは「Beats by Dr. Dre」というヘッドフォンだが、ロンドン五輪のオフィシャルスポンサーである韓国サムスン社は同ヘッドフォンを使用禁止にするため、五輪委員会に圧力をかけている。中国メディアの新浪網が報じた。

イギリス、アメリカ、中国などの多くの選手が愛用している同ヘッドフォンは台湾を拠点にするHTC傘下の製品であり、HTCはサムスンの競合相手だ。サムスンがロンドン五輪委員会に圧力をかけたことによって、英国人選手たちは会場内での同ヘッドフォンの使用を禁止されてしまった。

さらに五輪委員会は各国代表団に書面を送付し、公式スポンサーを尊重することの重要性を強調した。国際五輪委員会の第40条規定では「会場の内外にかかわらず、選手は公式スポンサーではない商品を宣伝することは許されない。五輪主催者は違反した選手を処罰、あるいは資格剥奪する権利を有する」と記されている。

しかし、多くの選手たちは規定に反発し、ツイッター上で規定の削除を要求した。
(編集担当:及川源十郎)

<筆者所感>
ソニーのウォークマンの発明により現在ではすっかり音楽を身につけて生活する事が定着してしまった。音楽プレーヤーはipodを代表とするようにすっかりデジタル化して進化し続けているが、音の出口であるヘッドフォン・イアフォンは依然として「アナログ」であり、工学的に言えば「電気信号→機械振動→音波」変換器であるから一朝一夕では消費者に受け入れられる製品は開発できない。

消費者のヘッドフォン・イアフォンに対する商品選択基準は、自分の聞きたい音楽ソースを如何に自分の聴覚に心地よく、また琴線に触れる様に再生してくれるかである。この様な消費者要求を満足させる様に、専門メーカーの音響技術者は永年に渡りそれぞれのノウハウを蓄積し努力してきた。

また消費者の様々な音楽嗜好を満足させる為には「アナログ」であるがゆえに一種類のヘッドフォン・イアフォンでは無理で、ジャズ・ロック・ヒップホップ・クラシック等の各音楽ジャンルに適した製品ラインアップを準備するのが通常である。

ヘッドフォン・イアフォンの人気ランキングサイトで検索してみると、記事中のモンスター(米国)・ボーズ(米)ゼンハウザー(独)・ソニー・オーディオテクニカ・ビクター等々1970年代から営々と技術を積み上げてきた専門メーカーが並ぶ。これらのメーカはそれぞれの事業規模は大きくは無いが、その専門技術が世界の音楽・オーディオファン達によって愛されてきた製品であると言えよう。

この報道が事実なら、ではサムスンは世界の消費者に愛されるヘッドフォン・イアフォンを持っているのかと反論したくなり、誠に成り上がり者の論理としか言いようが無い。

昔サムスンの音響機器事業部の日本人技術顧問と話した事があるが、サムスンは他の製品と比較すると事業規模が余りにも小さいのでヘッドフォン・イアフォン事業には興味が無いと嘆いていた。それならば一心不乱に大量生産製品事業に邁進し音楽愛好家の琴線に触れる様な行動は慎むべきだ。

例えばオリンピックのオフィシャルスポンサーである時計メーカーが各国選手・役員各自の腕時計の着用に文句を付けるのだろうか?契約上の是非はあるだろうが、今回の一件は大サムスンとしては誠に誠に大人げない対応であると思うし、自分たちになびかない競争社を技術でなく金の力を後ろ盾に恫喝して行く様は、なぜか北朝鮮の金王朝を彷彿させる薄気味悪い出来事である。

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通信機器の高周波回路・部品の研究開発に携わって来た技術屋のブログです。現在は個人経営の技術コンサルタントを営んでおります。
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最近「ドローン」の無線応用技術についてスタディーを始めました。自動配達の為の自律飛行を補助する衝突防止レーダ等、興味深い分野です。
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​「ドローン」墜落事故が散見される中、現在は「航空法」に依って規制され、ラジコンによる「目視飛行」が許可されている様ですが、安全飛行の為には無線通信の確保が大前提となります。
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またRFD-Labホームページに掲載した技術解説記事のPDF抜粋も併せて掲載しますのでご興味のある皆さんは参照して下さい。

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