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第28話:中国朝鮮族差別

最近韓国紙上を賑わした事件がある。ソウル近郊の水原市で中国朝鮮族の出稼ぎ労働者が韓国女性を惨殺してバラバラに解体した事件である。犯人を擁護するつもりはまったく無いが、その後の韓国内各紙の論調では現在10万人以上いると言われる朝鮮族出稼ぎ労働者に対する排斥論が多くなって来たように見受けられる。

中国朝鮮族の人たちは日本で言えば日系ブラジル人のように就労ビザが比較的簡単に入手できるのだろうか? 紙面を見ると彼らは韓国人も嫌う、いわゆる3Kの職業についている場合が多く、同じ朝鮮民族でありながら差別された存在であり労働待遇にも恵まれていないらしい。

さてS電子の子会社であるS電機と仕事をしていた時の事である。我々に対応してくれる技術者の中にP主席がいた。彼は高周波アナログICの専門家で工学博士であった。多分日本にも留学経験があり日本語にも堪能であった。

ある日彼らと会食の機会があり韓国焼酎などを飲みつつ和やかな時間を過ごしたのであった。彼は普段見られるちょっと天狗になっている韓国人技術者とは違い、非常に温厚で謙虚な印象で私も気に入っていた。話も進み「P主席なら能力優秀だしきっと早く出世出来るでしょう」と水を向けると彼は一瞬で顔を曇らせてしまってこう返答するのだった。

「私は中国朝鮮族出身なのでこれ以上出世などは望めません、この国では朝鮮族出身者は差別されて居るのです、私はキリが良い所で会社を止めて他に移るつもりです」

彼の突然のカミングアウトに一瞬唖然としてしまった私は「グローバル会社であるS電子にそんな差別は無いでしょう。たとえS電子から他社に移ったとしても君は技術力もありさらに中国語・日本語・韓国語が堪能なのだからどこでもやっていけるよ」と元気づけたのだがその後彼の顔が晴れることは無かった。

筆者には朝鮮半島と中国内陸の境界辺りに紀元数世紀に渡り勢力を誇った高句麗を韓国の誇らしい古代史として教えている韓国人にとって、祖先とも言える当該地域に住む中国朝鮮族の人々をなぜ卑下、差別するのか理解できないのである。

またサッカー日本代表の李忠成の様に、元々韓国籍で韓国チームの合宿に参加したのだが韓国選手の在日韓国人に対するあまりにも酷い差別に落胆し、さっさと日本に帰化し日本人として生きる事を選択した例も記憶に新しい。しかし彼が日本チームで活躍すると韓国マスコミはこぞって過去に差別した事実は忘れ、やはり韓国民族の力は素晴らしいと自慢しだす始末である。

最近ではロンドンオリンピック開催時に英国サッカーチームの監督が記者会見で韓国記者が韓国チームの各選手の特徴を知っているかと質問すると「特に知らない」と答えた所、英国サッカー監督は傲慢だとの記事が中央日報に載っていた。恐らく優秀な韓国民族に興味を示さない英国人監督の言動を韓国人の自尊心からしたら許せないとの文脈だろうが、偉大なる大英帝国の末裔が極東の半島分断国家に興味などがある訳なく、親の興味を引くために地団太踏んで泣け叫ぶ子供の様で、誠に笑止千万な記事である。

P主席のカミングアウトから一年ほど経過すると、朝鮮族出身の彼の消息はグループ内では聞こえなくなった。韓国以外で再就職し能力を発揮して頑張っておられる事を祈るばかりである。

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通信機器の高周波回路・部品の研究開発に携わって来た技術屋のブログです。現在は個人経営の技術コンサルタントを営んでおります。
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最近「ドローン」の無線応用技術についてスタディーを始めました。自動配達の為の自律飛行を補助する衝突防止レーダ等、興味深い分野です。
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​「ドローン」墜落事故が散見される中、現在は「航空法」に依って規制され、ラジコンによる「目視飛行」が許可されている様ですが、安全飛行の為には無線通信の確保が大前提となります。
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またRFD-Labホームページに掲載した技術解説記事のPDF抜粋も併せて掲載しますのでご興味のある皆さんは参照して下さい。

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