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第32話:韓国飲酒文化

S電子日本研究所勤務時代の話しである。いつもの様に日本研究所の親団体である韓国研究所との技術ミーティングを済ませた筆者は、金浦空港を早朝出発する便で羽田に降り立った。慣れた韓国出張とはいえ、羽田空港に降り立つとなぜかホッとするものである。

入国審査に向かって歩いていると、「Hさん!(筆者)」と呼びとめる者がいる。振り返ると日本研究所で総務系の仕事をしているS部長である。彼は40代になったばかりの韓国人駐在員である。日本の歴史物の小説等を愛読しているなかなかの日本通で、温厚な性格もともあって日本人研究員たちとも上手くやっていた。

ところがやあやあと近づいてきた彼に筆者は顔をしかめたのだった。酒臭い ! 全く二日酔いと言うレベルでは無く完全に酔っている様だ。ピンときた筆者は「プッチャンドンからカンナムコースですか?」と尋ねると、全くその通りだと言う。

筆者も何回か訪問した事が在るのだが、ソウルの中心街の市庁の近辺にS電子の本社ビルが在り、その大通りの辻向かい辺りがプッチャンドン(北倉洞)と言って特に会社員の男性たちに良く知られている場所らしい。別の駐在員からも良く聞かされていて、S電子の本社の連中も時折つれだって通りを渡って繰り出すらしい。彼らが好むのはいわゆるビジネスルームと言って高級版のピンクサロンの様な場所で、日ごろ上司である役員連中から叱責され溜まりに溜まったストレスを爆発させる場所らしい。貸し切りのビジネスルームの中ではなにやら筆舌に尽くしがたい酒池肉林のバカ騒ぎが繰り広げられるそうである。

S部長も同期の友人達の集まりに参加し、一次会・二次会と夜を徹してプッチャンドンからカンナムに流れ飲み明かしその勢いで金浦から羽田と帰って来たのだろう。彼の酒臭さとよれよれの服装をを見れば一目瞭然であった。

それにしてもS電子社員もそうだが押し並べて韓国の会社人間の飲み会は徹底している。下戸の筆者も何度か付き合った事があるが、一時会の食事会から二次会・三次会とまるで予め計画していた様に続いて行き、最後はお決まりの様に破廉恥コースまで行くようだ。

日本でもそんな話は良く聞くが大概は一人か又は少人数での秘め事で、韓国の人々の様に会社同僚一族郎党大人数で繰り出すのは聞いた事が無い。途中で脱落して良いのは急性アルコール中毒で行動不能に陥った社員のみで、大概皆最後まで付き合う。何だか最後まで付き合わないと御一党様から村八分にされ今後の業務活動に支障がでる様な村社会の匂までしてくるのである。反面この様な良くも悪くも「団結力」が今日の韓国大企業の発展に大いに寄与しているのかも知れない。

ところで最近の韓国紙面を見るとS電子をはじめとし韓国社会でこの様な飲酒文化の撲滅キャンペーンを始めた様だ。グローバル企業として海外から見れば醜悪と映るこの様な飲酒文化や売春文化を一掃する意図だと思うが、社会に染みついた文化が一朝一夕に変る事は難しいと思う筆者はキャンペーンの成果に注目しているのである。

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通信機器の高周波回路・部品の研究開発に携わって来た技術屋のブログです。現在は個人経営の技術コンサルタントを営んでおります。
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最近「ドローン」の無線応用技術についてスタディーを始めました。自動配達の為の自律飛行を補助する衝突防止レーダ等、興味深い分野です。
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​「ドローン」墜落事故が散見される中、現在は「航空法」に依って規制され、ラジコンによる「目視飛行」が許可されている様ですが、安全飛行の為には無線通信の確保が大前提となります。
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