第34話:「ケ」と「ケェ」、「犬」と「蟹」
ハングルで書くと違うのだが耳で聞くと殆ど同じに聞こえるで非常に紛らわしい。いつか同僚の若い韓国人に単語の発音だけ聞いて区別出来るか尋ねた事がある。「単語を聞いただけでは聞き分けられません」と答える。では「今日は「ケ」を食べにいこう」と誘われたらどうするの?」と意地悪な質問をすると、話の前後から判断するしか無いと答えるのだった。
韓国では食用犬肉のスープ「ポシンタン(補身湯)」は暑い夏の滋養強壮食品として中高年の男性に好まれるらしいが、若い年代、特に女性には敬遠されつつあるらしい。従って「ケ」食べに行こうと誘われたら頭の上に「チョキ」二本を載せて「蟹」であることを確認した方が良いと大笑いしてしまった。
また韓国語の70~80%を占めると言われる漢字を所以とするいわゆる漢字語にもハングルで表記したときに同音異義語が多数ある。例えば「鎮痛」と「陣痛」をハングルで書くと全く同じで「チントン」と発音するので産婦人科医は大変だと言う笑い話もある。
どんな意義があるのか日本人の筆者には理解不能だが、漢字教育を全く廃止し偉大なるハングルで全て表記すると言う偉業を成し遂げた韓国社会には全く頭が下がる。
そのような曖昧さに満ちた言葉なのだが、その発音にも異常な愛着心を見せるのも韓国社会の特徴である。
数年前韓国のアイドルガールズグループの「カラ」が日本のテレビ番組に出演した際に自国の料理を紹介したそうである。番組中でメンバーの一人がキムチを日本語風に発音したことが韓国で非難の的となったのは記憶に新しい。「kimchi」と正しく韓国語で発音すべきで、日本語のように「kimuchi」と「m」の後に母音を入れたことが問題なのだという。
元々は日本語であるが英語圏でも広く使われる様になった言葉の例に「津波」がある。英語表記で「Tsunami」であるが発音は一般的に発音のし易さから「ツナ~ミ」と発音されるようだ。元々の発音は「ツナミ」であるから怪しからんと訳の判らない事を海外に発信する人間もメディアも日本には居ない事に筆者はほっとするのである。
「キムチ」発音問題も結局のところ反日教育が根底にあり、日本風に発音するのは社会的に許せないと言う事なのだろう。
日本ではそのような瑣末な事柄を鬼の首でも取った様に騒ぐことを、下世話な言葉で申し訳ないが「ケツの穴が小せえ~」と言う。
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韓国では食用犬肉のスープ「ポシンタン(補身湯)」は暑い夏の滋養強壮食品として中高年の男性に好まれるらしいが、若い年代、特に女性には敬遠されつつあるらしい。従って「ケ」食べに行こうと誘われたら頭の上に「チョキ」二本を載せて「蟹」であることを確認した方が良いと大笑いしてしまった。
また韓国語の70~80%を占めると言われる漢字を所以とするいわゆる漢字語にもハングルで表記したときに同音異義語が多数ある。例えば「鎮痛」と「陣痛」をハングルで書くと全く同じで「チントン」と発音するので産婦人科医は大変だと言う笑い話もある。
どんな意義があるのか日本人の筆者には理解不能だが、漢字教育を全く廃止し偉大なるハングルで全て表記すると言う偉業を成し遂げた韓国社会には全く頭が下がる。
そのような曖昧さに満ちた言葉なのだが、その発音にも異常な愛着心を見せるのも韓国社会の特徴である。
数年前韓国のアイドルガールズグループの「カラ」が日本のテレビ番組に出演した際に自国の料理を紹介したそうである。番組中でメンバーの一人がキムチを日本語風に発音したことが韓国で非難の的となったのは記憶に新しい。「kimchi」と正しく韓国語で発音すべきで、日本語のように「kimuchi」と「m」の後に母音を入れたことが問題なのだという。
元々は日本語であるが英語圏でも広く使われる様になった言葉の例に「津波」がある。英語表記で「Tsunami」であるが発音は一般的に発音のし易さから「ツナ~ミ」と発音されるようだ。元々の発音は「ツナミ」であるから怪しからんと訳の判らない事を海外に発信する人間もメディアも日本には居ない事に筆者はほっとするのである。
「キムチ」発音問題も結局のところ反日教育が根底にあり、日本風に発音するのは社会的に許せないと言う事なのだろう。
日本ではそのような瑣末な事柄を鬼の首でも取った様に騒ぐことを、下世話な言葉で申し訳ないが「ケツの穴が小せえ~」と言う。
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