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集団的自衛権

昨晩のTVニュースで安部総理大臣の集団的自衛権に関する閣議決定に伴う声明を見たが、ようやくここまでこれたなと言う思いである。

集団的自衛権は国連憲章でも保証される独立国家の基本的権利で、国家もしくは国民の安全が他国の武力により脅かされる場合に交戦してこれを撃退できる権利である。現在も尖閣諸島問題や竹島問題等、東北アジアのならず者国家により日本の領土が脅かされている。これまでは憲法解釈により、自衛隊には交戦権はなく、従って韓国による竹島不法占拠や中国による尖閣軍事挑発には指を咥えて見ているしかなかった。今後はこのような挑発に具体的な軍事行動をもって対処できるようになるわけで、軍事的抑止力も充分に発揮できるようになるだろう。

自衛隊が本格的に活動できる様になるまでは関連国内法の整備もありまだまだ先になるのだろうが、ひとまず陸・海・空自衛隊員のみなさんの士気も益々向上することと期待したい。

また、日々の軍事演習では国防のための武器の使用法、作戦等に日々鍛錬を重ねている事であろうが、実戦経験はまだない訳で今後の国連軍への参加等は貴重な実戦経験としてさらなるスキルアップにつながると期待している。

集団的自衛権と言えば1982年に勃発したフォークランド紛争を思い出す。元々アルゼンチンと英国が領有権を主張し英国が実効支配していたフォークランド諸島に、アルゼンチン国内の民族主義の高まりに乗じたアルゼンチン軍が侵攻したことから、時のサッチャー首相が開戦を決意し、近代装備と物量に勝る英国軍が数カ月の戦闘の末に軍事的に奪還した。両軍あわせて数百名の戦死者を出したが、さすが大英帝国の末裔たる英国軍は戦争に勝利し、英国の国益と名誉を守った。

日本においては周辺諸国との間に尖閣領有権問題や竹島不法占拠問題が在るわけで、そういう面ではフォークランド紛争は良く研究されているだろう。

異常な反日工作を続ける中韓北朝鮮の反日3兄弟に対して、今後は実際に武力行使できる自衛隊そのものが戦争抑止力になるわけで、また核弾頭開発までにあとネジ一廻しと言われている秘められた日本の核開発の片鱗でも見せてやれば充分なのかも知れない。日本をなめきっていた反日3兄弟に対して、サムライ日本はそれ位の胆力を披露しておいた方が良いのだろう。

集団的自衛権の行使容認を閣議決定しただけでお隣韓国のマスコミは、これで日本は戦前の侵略国家に逆戻りだ〜、戦犯国に自衛権などは認められないなどと大騒ぎしているが、国を維持できなくて日本に泣きついた現韓国も元をただせば大日本帝国の一員だったのである。戦勝国の米中両国あたりから「敗戦国」呼ばわりされるのなら納得しないわけでもないが、大日本帝国の朝鮮地方だった人たちから「戦犯国」呼ばわりされるとは、甚だ心外であるし、恩知らずの感謝を知らない国民性だなとしみじみ思っている。

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上信電鉄

<上信電鉄>シマウマ電車と田舎の駅、遠景は妙義山


休日に所用があり久しぶりに上信電鉄に乗りました。普段は車で動くのですが、たまにはローカル電車も味があって良いものです。

直線線路では結構なスピードで走りますが、座席に座った尻がポンポン跳ねるほど振動が激しいのには驚きました。

乗客は丁度下校時間だった為か、沿線の高校生が多かったのですが、立っている乗客はほとんどいない程の状態でした。

以前、終電に近い電車に乗った時には、2両編成の電車に乗客は筆者一人と言うこともあった様な気がします。沿線の住民も運転免許が取れる年齢になると皆自家用車を購入し利用客は高校生か老人ばかり。公共交通機関としての使命を果たすために廃線にするわけにも行かず、県から補助金が出ているにも関わらず、距離あたりの運賃が全国一高額だという余り自慢にならない記録も在るようです。

私はイアフォンでエリック・クラプトンを聞きながら沿線の景色を懐かしく眺め、久々にのんびりした時間を過ごせました。

<田舎の駅舎>上り方面
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第42話:韓国人ホルホル作戦

筆者の実家の近くに多胡碑と言う史跡が在る。紀元8世紀はじめ頃に造られた石碑なのであるが、碑文の内容は和銅4年3月9日(711年)に多胡郡が設置され、諸国を管轄していた事務局である弁官局からの命令を記述した記念碑であるらしい。

特筆すべきは「羊」と言う名前の人物に統治を任せると記述してあり、「羊」氏が渡来人であるとする見解が主流らしい。多胡と言う名称も多くの胡人(中国北方の一族)を意味するものではないかとの見解もあり、さらに近隣には高麗神社も存在することから当時朝鮮半島北部から中国北方までを統治されていたと言われる高句麗からの渡来人説が有力であると言われている。

さて、S電子やL電子の韓国人技術者たちとの会食の席で韓国焼酎などを飲みながら冒頭の話を聞かせ、もしかしたら筆者の祖先をずっと辿って行ったら朝鮮半島の高句麗からの渡来人かも知れないと話すと、間違いなく全員がホルホルと相好を崩し話に入ってきて、酒宴の場がこの上なく盛り上がる。さらに、「日本の文明は昔のこのような朝鮮半島からの渡来人によって伝来されたんだね」などと言えば更に盛り上がる事は必定である。

筆者自身は内心ではそんな昔のことはどうでも良いと思っているのだが、この話題は何回使っても必ず掴みの良い話なので、おもしろ半分でついつい使ってしまうのである。

この話は韓国人の歴史感をくすぐるのに丁度良い話題なのだろう。彼らは誰もが間違い無く「世界の中心は韓国」という小中華思想に基づくの教育を受けており、その昔には未開の日本列島に文明を教えてやったと教育されている。

20世紀初頭の大韓帝国末期に国家運営がどうにもうまく行かなくなり、日本にすがりつくように併合を願い出たなどと言う教育は間違っても受けていないし、また日本の併合によりインフラが整備され朝鮮半島に暮らす人々の生活水準が飛躍的に向上したと言う事実も教育されていない。

むしろ日本併合時代がなかったら自力で日本を凌ぐような先進国家になっていたなどという荒唐無稽な持論を喧伝する民族学者などもいるし、TVや新聞等のマスコミも更に反日感情を煽っている。

このような偏執国家や国民とは付き合わない様にするのが一番良いのだが、仕事の関係等でどうしても付き合わなければならない場合は、筆者のように彼らが喜ぶ話題から近づくのが良い方法なのかも知れない。

元々、弟分の日本に併合され国家消滅の憂き目にあったとう言う強烈な劣等感を持つ彼らは、日本人から褒められたり持ち上げられると間違いなくその日本人に心を許し、まるで人の良い田舎のオッサンの様になるようだ。

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第41話:プレゼン資料投げ付け事件

確かあれは無線事業部のGSM開発部隊が水原市郊外にある研究所から水原事業所内に新たに建設した二十数階の高層ビルに移転したばかりの頃だった。当時のS社の携帯電話事業はまだ先行していたCDMA携帯が主流の時期で、後にS社のGSM携帯端末事業の隆盛を予期した移転だったのかも知れない。

現在は携帯事業部の社長をつとめるS氏も、当時はGSM携帯開発部隊の開発責任者である常務であった。当時はスマートフォンはまだ世の中には出現しておらず、いわゆる携帯電話の全盛時であった。

さて我々日本研究所の無線通信研究部隊は、以前からS社携帯電話開発部隊の小型アンテナの研究開発を手伝っていたのだが、新しい開発案件でS常務に水原事業所に呼ばれたのである。新しい小型携帯電話の小内蔵アンテナを開発して欲しいと言うことで、年末も押し詰まった韓国特有の寒さが身にしみる一日であった。

携帯電話の内蔵アンテナの基本仕様は与えられるアンテナ体積に依存し、携帯の意匠デザイン設計上からアンテナに割り当てられる体積が考慮されていないと充分なアンテナ性能は得られない。我々の事前の技術精査(フィージビリティスタディ)の結果では、事業部の要求仕様は極めて技術難易度が高く、研究案件であるために結果を出すのには少なくとも一年位は掛かるだろうと言う計画書を携えてのプレゼンテーションであった。

丁度引っ越したばかりの高層ビルの最上階にあったS常務の執務室には、引っ越し祝いの高価なランの鉢植えが幾つか飾られてあったのを今でも覚えている。我々は新しい技術案件に関して技術難易度が高いことをを丁寧に説明し、一年の研究開発期間を了承して貰おうとプレゼンを始めたのだが事件はそのときに起こった。

説明を聞きながらプレゼン資料を一瞥したS常務は、突然怒ったようにプレゼン資料を我々に投げつけてきたのだった。我々も驚いたが、同行の駐在員のK次長は更におろおろし、資料を片付けながら常務の要望を聞き出すと、彼ら自身の携帯電話の開発計画からすると一年間の開発計画は話にならず、3ヶ月で結論を出さなければ話にならないと言うことのようだ。

常務を宥めながらさらに本心を聞き出して見ると、元々アンテナ開発は出入りのアンテナ業者に担当させるつもりで事前開発をさせていたのだが、現在の意匠デザインで制約される体積では所望のアンテナ性能はとても確保出来ないと、ここに来てザジを投げてしまったようだ。

もう意匠デザインも決まって、外形ケースの金型も完成しているし、当然のことに顧客の通信業者とも発売時期まで詰めてあるので、今更アンテナ性能が出ませんはないだろうと言うのが常務の気持ちであり、日本研究所なら何とか解決法を出してくれるだろうと期待していた所に一年間の開発計画が出てしまい、常務も元々技術者あがりなので、技術難易度を考慮すると仕方がないとも考えるのだが、もう一押し何とかしたいという気持ちがプレゼン資料投げつけという暴挙に走らせたようである。

我々も当初は韓国人が皆持っている「火病」発症かとも思ったのだが、後から考えると「ご希望の納期で何とか開発しますよ」と思わず言わせられた所を見ると、「火病」の演技にしてやられたなあとの思いで、失笑してしまうのであった。

会議も一段落し、当時はまだ可能だった高層階のベランダにある喫煙所で一服したのだが、丁度西に沈む太陽と夕日が非常に綺麗で感動していると、駐在員の言った「日の沈む方向40km先には北朝鮮の大砲が何百門もこちらを狙って臨戦体制ですよ」の言葉で、一服はそうそうに切り上げたのであった。

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第40話:「テモリ」ハゲ頭

昔韓国のTVのCMで現代自動車の「韓国の自尊心」というCMを観たことがあった。この国は車のCMにまで自尊心を持ち出すのかと呆れた記憶がある。元々三菱自動車のノックダウンでデザインだけを変更した車に「自尊心」を持ち出すのは奇妙なもので、ウリナラもようやく純韓国産の車が作れるようになったと国民にアピールしたかったのだろう。

しかし最近のニュースを見ると、燃費ごまかし発覚による米国での訴訟問題やら、雨漏りがする車の発覚問題やらで「韓国の自尊心」も地に落ちてしまったようだ。

韓国社会では先ず「五体満足・容姿端麗・頭脳明晰」でなくては男女とも出世はおぼつかない社会の様である。「頭脳明晰」は外見からは判断できないので「五体満足・容姿端麗」が先ず求められるクォリティーとなる。身体障害者や醜い容姿の人間をおもしろおかしく表現した「病身舞い」なる伝統芸能がある位であるから恐るべき差別社会でもあるらしい。

現在でも韓国企業が行う女性の人材募集条件には「容姿端麗」は残っているらしく、ことばを変えればブスは応募するなと言っている訳で、そういう自覚のある女性応募者にとっては誠に腹が立つ社会である。そのような「ブス」差別社会への女性たちの反逆・適応が美容整形王国を形成しているのかもしれない。

男性に関しても「容姿端麗」は女性ほどでは無いにしても散見される。日本でも時折見かけられる韓国のTVのニュース番組やバラエティー番組ではいわゆるハゲ頭の男性を見かけることは殆ど無い。欧米では頭の薄い男性は男性ホルモンの分泌が盛んで、むしろセクシーと観られる事が多いし人気男性俳優にも頭の薄い役者も多い。

さて、筆者の韓国の大企業S電子、L電子での勤務経験の中ではハゲ頭の技術者に接した経験は全くと言って無い。時々ちょっと髪の生え際が怪しいと言う人物はいるにはいたが。一時はニンニクや唐辛子等のカプサイシン成分の効能で髪の生育が甚だしく良好なのかとも思ったが、後にそうでも無いと判ったのであった。

L電子の中央研究所に技術顧問として勤務していた時の話である。筆者は中央研究所の携帯電話用の小型アンテナ研究開発部隊を統率するH技術部長を技術サポートするのが任務であった。彼の下には約30名近くのアンテナ・高周波専門の若い技術者が勤務していた。

しかし彼の元々の技術専門分野はデジタル回路系であり、部下の専門技術分野に関しては色々独自に勉強している様であったが実質的には部下任せになっていたようである。おそらく彼はL電子の携帯端末事業の黎明期からハードウェアの開発に尽力しその地位を得たのだろう。真面目な努力家の好青年に筆者は好感を持っていたのであった。

彼の唯一の引け目は韓国語で「カバル」を装着していたことだ。漢字で書くと「仮髪」で「カバル」と読む。漢字で書くと一目瞭然であり日本語で言うと「カツラ」である。彼の「カバル」は整形美容大国の韓国にしては珍しく、生え際を観るといかにもとそれと判る出来栄えであった。

部下の若い技術者たちと話す時には専門分野の違う上司への多少の軽蔑の面も含め、彼の事は「テモリ」というあだ名で呼ばれていた。「テモリ」とは日本語で言うと「ハゲ頭」の意味であるから本人がいない所の話での話ではあるが酷い話である。

かと言って彼が部下に慕われていなかったという訳ではなく、物理的な「テモリ」の部分を除けばそれなりに尊敬されていたようなので面白い。それならば、彼も韓国社会の掟を破り「カバル」を脱ぎ捨てて堂々と「テモリ」として生きれば良いと思うのだがそうもいかないらしく、他人の身体的な欠点を論ってまで競争社会で生き残ろうとする風潮の中では仕方ないと諦めているのであろうか。

そういえば筆者が昔勤めていた日本のアンテナ会社でのエピソードを思い出す。当時の直接の上司である部長が見事な「ハゲ頭」であった。本人は自信満々な人間で自分の「ハゲ頭」を自虐ネタにする程で、全然気にする様子はなかった。筆者は逆に髪は充分にあったのだが、何しろ若い頃からの白髪頭で対照的であった。

当時は仕事が終わってから会社の近所の雀荘で仲良く雀卓を囲む習慣があったのだが、そんな席での出来事である。麻雀プレイ中に何かの弾みで部長から筆者の若白髪ぶりをからかわれたので、つい何も考えず「白髪は染めれば良いけどハゲは染める髪もなくて可哀相だ」と言ってしまったのである。言われた本人は大声で笑っていたが、眼差しが笑ってなかったような気がする。

その様に、本人は気にしていないように振る舞ってはいても、本当は微妙な問題なのかもしれない。その後筆者と部長の人間関係がどうなったかはご想像の通りである。

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プロフィール

RFD-Lab管理人

Author:RFD-Lab管理人
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通信機器の高周波回路・部品の研究開発に携わって来た技術屋のブログです。現在は個人経営の技術コンサルタントを営んでおります。
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最近「ドローン」の無線応用技術についてスタディーを始めました。自動配達の為の自律飛行を補助する衝突防止レーダ等、興味深い分野です。
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​「ドローン」墜落事故が散見される中、現在は「航空法」に依って規制され、ラジコンによる「目視飛行」が許可されている様ですが、安全飛行の為には無線通信の確保が大前提となります。
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またRFD-Labホームページに掲載した技術解説記事のPDF抜粋も併せて掲載しますのでご興味のある皆さんは参照して下さい。

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